ブレーキレバーが底つきしているのが分かりますね。右側レバーなので、前ブレーキの操作を行います。
この状態では、ブレーキレバーを握ってもブレーキは効いてません。
原因の一つがブレーキシューが減ってしまい握った力をブレーキへ伝えることができなくなってしまうことです。
下写真はブレーキレバーを握っていない状態ですが、ブレーキシューとリムの隙間が大きく開いています。ブレーキがたくさん仕事をしてくれました。
こうなった場合は、すぐにパーツ交換を行ってブレーキ力の復活をさせないといけませんが・・・
「とりあえず今日はこのままで!近々直しにきますねー。」
とユーザーに言われたら、それ以上は踏み込めません。もちろん危険性はしっかりと伝えています。
本人とお子様が交通事故に遭わないといいですね。
また、どこかの誰かに「衝突」しないことを切に願います。
メーカーや業界で安全基準を設けても、利用するユーザーの意識も成長してもらわないと事故やトラブルは減っていきませんね。
運転免許がない自転車に交通ルールや整備の大切さを伝えるには、受け手の意識も必要なので伝え方も難しいです。
子供をのせた電動アシスト自転車は重量もあり、スピードも出しやすくなっています。
事故で怪我をする前にブレーキの大事さを気づいてください。。。。
川崎の自転車専門店
サイクランドナカザワ