「後輪がフラつく」とのことで修理のご依頼でした。
話を伺うと、「交差点での自転車どうしの交通事故」とのことでした。
ホイール曲がり202306042点検をしてみるとホイールが大きく左右に振れており、スポークでのバランス調整では元通りにするには厳しい振れ幅でした。
こうなってしまうと「リム交換」か「ホイール交換」で修理をしていくようになります。
購入してそれほど時間は経っていないのとこでしたが、事故が起きたら壊れちゃいますね。

ホイール曲がり202306041大体同じアングルで写したのですが、1枚目と2枚目で赤く印をつけたところの幅に差があることがわかります。
1枚目が衝突による曲がった部分。
2枚目は正常な部分。写真では意外とわかりにくいのですが、結構なはばで曲がっているんです。
自転車は横からの荷重に対しては構造上どうしても弱くなってしまいます。

今回のお客様ではありませんが、「とりあえず動けば・・・」ということを話される方もいらっしゃいますが、【安全に利用する】という部分にもしっかりと意識を向けてほしいかと思います。
故障した部分は放っておいても直って事象が改善することはなく、どちらかと言えば悪くなる一方でより補修金額が増えるようになってしまします。

ガチャガチャやゴロゴロなど何か音が鳴っているようであれば、故障の前触れかも知れませんので、自転車店で点検や相談をしてもらうことをお勧めしたいと思います。
また、自転車での接触事故があった場合、「交通事故」になりますので、警察への連絡をしてレポートを作成してもらいましょう。

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