「ハンドルがゴリゴリする」という修理の依頼です。
点検して見たところ、ハンドルを左右に振ると「ゴリゴリ」というよりは、「キシキシ」と擦れてベアリングで動いてる感がありません。。。これでは安全な運転に支障が出てしまいます。もとい、支障は出たので修理の依頼をいただきました。

まずはベアリングにアクセスするためにステム・スペーサーなどの小物を外していきます。
ボルトもそれなりに錆が出てきており、6角レンチを奥まできっちり嵌めましょう。きっちり嵌めないと舐めてしまって・・・・ちーん。。。
ヘッドベアリング1ステム・カラー抜いていきましょう。。そして見えてきたベアリングはこちら!
ヘッドベアリング3錆もだが、リテーナーからボールがポロポロと外れてました。カウントはしていないけど、ボール数が足りないような。。。
ハンドルが重くなっていなくても、開けてみたらこんな感じってのは意外とある。
ママチャリでも、スポーツバイクでもハンドルが「重くなったり・ゴリゴリ」となったらベアリングが調子悪いことが多いのかなと。

ベアリングした球押しにもダメージが。ちょっと写真が汚いのはご勘弁。。
ヘッドベアリング2錆と粉はベアリングからのものでしょう。グリス無くなったまま使用されていた時間が長いとこんな感じになってしまうんでしょう。屋外保管・通勤・通学などで雨でも利用している方は、1年1回くらいは点検・グリスアップしておくべき場所かと思います。
今回はヘッドセット一式交換にて作業完了です。 作業完了後の写真を撮り忘れ・・・

修理代を「高いなぁ。。。」と感じる方は、不調を早めに察知して修理をしておくと良いと思います。「走れるからまぁいっか」と壊れてまま乗っているとアレもコレもと修理箇所が増えてしまうので必然的に修理代が高くなってしまいます。

価格ではなくせっかく買った自転車をたくさん乗って、調子が悪くなったら修理しながら快適に利用していきましょう!

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