皆さんの生活を強力にサポートしてくれる電動アシスト自転車ですが、適切なメンテナンスを怠るとやっぱり壊れて大事な時に使えなくなることも。。。

今回の修理は赤枠の部分にあるギアが壊れていたので交換です。
チェーンが後輪へ駆動力を伝えることで自転車が前へ進むのですが、チェーンの調子が悪いまま利用をしていると、ギアなどのパーツが減ったり割れたりして壊れることがあります。
駆動系修理3 今回は樹脂パーツが壊れてどこかへ行ってしまい、走れるけど「ガチャガチャ」明らかに変な音がするのでご来店になりました。
多分結構前から異音はしていたのでしょうが「走れるし、忙しいし。。。」ってことで先延ばしされたために自転車もいよいよ壊れてしまったと思います。

チェーンケースを取りチェーンを外したところですが、黄色枠にあるべきパーツがどこかへ・・・
ベアリングというか、中心の軸だけになっていました。
駆動系修理1

下が新品パーツと比べたところです。
こうして見比べれば異常なのはわかりやすいですが、慣れていなければ何が不調かはわかりにくいですよね。
駆動系修理4このパーツは「チェーンテンショナー」で張りを調整してくれるもの。
張りが甘いと駆動パーツに過大な負荷がかかったり、チェーン外れの原因になったりしますので結構大事な部品なんですが、壊れたり曲がったままになっていたりするんですよね。。。
チェーンや歯車の摩耗が酷いようであれば併せて交換することも必要になります。

「ゴゴゴゴ」「ガチャガチャ」「ガラガラ」・・・などなど走行するときに異音が出ているようであれば、自転車店でチェックをしてもらうといいでしょう。
毎日使う電動アシスト自転車は早めの点検整備で急なトラブルを回避できることもあると思います。時間を見つけてお店へGOGO!!

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